最近テレビを見ていても、新聞を読んでいても、目に付くのは「金融危機」、「景気後退」、「経営不安」、「雇用不安」など、イヤーなものばかりです。
クリニックのゲスト(患者様)にも「飲食店」や「会社」を経営されている方がいらっしゃるのですが、「景気が悪い!」、「客足が悪い!」という声が沢山聞こえてきます。
確かに、仕事帰りに池袋を歩いていても、なーんだか「(池袋という)街が静か」と言うか「寂しい!!」印象を受けています。
飲食店さんも結構閑散としていたりします!?(賑やかなのは、「ユニクロ」さんだけです!)
商売をされている方にとっても、お勤めの方も、多くの方にとって今の状態は、
「「逆風」」って感じがします(泣)
ところで「逆風」ってどういう状態か考えたことはありますか?
以前にブログでも、僕自身が時々、クルー(乗組員) 兼 船上料理人 兼(奴隷)として、休みの日に
知り合いのヨットに乗っているお話はしたと思います(最近は休みが取れず、海が恋しいです(泣))。
そんな訳で、全然僕自身はビギナーなんですが、「風」のことは良く考えます(当たり前ですが、ヨットは風で走るんですね)。
ここで、「ヨットは風上に走れるか?」どうでしょう?
答えは、○!ただし・・・
風の来る向きの直上(0度)には進めないんです。本当の意味の「向い風」です!
ヨットにとって最も良い風の状態は、風に向かって45度(クローズホールド)なんです。
「「向い風=逆風」」!!困りました・・・。そんなときはどうするか・・・
そんな時は、「タッキング」!!
「タッキング」は、「風上に向かって方向転換し、風を受ける舷を反対側に移すこと」
このタッキングを繰り返すことで、「本来走れないはずの風上(0度)に向かって、(左右から風を受けながら)斜め上方にジグザグに上っていきます」。きっと??でしょう。ゴメンナサイ
文章では分かりづらいので、絵と図が出ている「ヨット用語集(名古屋の美州さん作)」をご覧下さい!
簡単に言えば、「(逆風下では)風と真正面に喧嘩せず、かわしつつ進んでいく」ってことなんです!
(ちなみに、ヨットで一番注意が必要なのが、「ランニング(風を真後ろから受ける状態=追い風)」
なんです!?。
操船しにくく、スピードも出ないんです。不思議ですが、調子が良さそうなときほど注意が必要なんですね!?これも教訓です)
今の社会の逆風に向かっていくには、「タッキング」が必要なんでしょう。
経済という「風」とケンカをしても勝ち目は無さそうです(泣)し・・・。
「一元的に物事を見るのではなく、色々な方向から俯瞰し、安全に「舵取り」をしていく。」
僕の立場としては、今まで同様「ゲスト(患者様)のため」、「(乗組員である)スタッフのため」、あと「船長(自分)」のために、「船(さくらクリニック)」を安全・快適に航行させることを最優先に考えています。
そのために、色んなアイディアを絞って、奮闘中です!!
ここで、僕の好きな言葉、「天如水」!
これは、海洋冒険家 白石康次郎氏が「単独世界一周ヨットレース 5OCEANS<2006〜2007>(結果は栄光の2位!)」に出場する際に、スローガンとした言葉です。(元は、「山本五十六」の書のようです)
以下、レースに臨む、白石康次郎氏の言葉
「天如水(水のごとくあれ)!」
「海に出ると、地球を包み、動かす、大いなる意思を身近に感じます。
この大いなる存在が私にとっての天です。
天の理(ことわり)を感じ取り、与えられた天命をまっとうし、地球と自分が少しでも一体となること、それが私の理想です。
この理想に近づくための指針が、水のごとくあれ、です。
水のごとくあるとは、すなわち、
泰然と、
しなやかに、
困難に向かっては強さと勢いを秘め、
寛容で、
人を益する、
そんな水のような自分でありたいという思いを込めた言葉です。」
人生訓ではありますが、経営訓でもありますね。
「天如水(水のごとくあれ)!」
良い言葉です。
今回はちょっと長すぎですね!ゴメンナサイ!!
最後に、現在「さくらクリニック」では、色々な「疲れ」対策として、
「ニッポンに活力を!フェア(点滴BAR)」を開催し、大変ご好評を頂いております。
(さくらクリニック 点滴BAR)
疲れた際には、ぜひ「さくらクリニック」に足をお運び下さい!
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